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2018.09.25

ECサイト構築における注意点(1)

ECサイト構築における注意点

弊社では今までも何度かECサイトのお仕事をさせていただいてきましたが、先日、本格的にECサイトに取り組んだ案件があり、その際また新たに難しさや落とし穴などの知見を得ることができましたので、ここでご紹介させていただこうと思います。

「リニューアル」特有の難しさ

ECサイトに限らず、ウェブサイトを構築するときには「新規サイト」なのか「リニューアル」なのかという点で仕事の進め方が変わってきますが、特にECサイトの場合はリアル店舗と同様に、新しい場所に新しいお店を作るのか、いまのお店を営業したままその場所でリニューアルするのか、という点で考え方や進め方が大きく異なります。

また「リニューアル」の場合はさらに、既存のECシステムのままリニューアルするのか、別のECシステムに移行してリニューアルするのかで、進め方が大きく異なってきます。

ECシステムを継続した場合と移行した場合の比較表
  既存のECシステムのままリニューアル 別のECシステムに移行してリニューアル
メリット
  • 管理者は慣れているシステムをそのまま使える

  • 商品情報や顧客情報をそのまま引き継げる

  • カートシステムや決済会社との契約や手続きが不要

  • 営業中のショップのことを気にせず、新ショップの構築に集中できる

  • リニューアル切替時にはドメインを移行するだけでよいので切替が簡単

デメリット
  • 営業中のショップに影響や不具合を与えないように、慎重に作業を進めていかなければならない

  • リニューアル切替時に、デザインテンプレートの入替えや設定変更等の移行作業を行うため、数時間以上ショップの営業を止めなければならない

  • 管理者は新たなシステムを学習する必要がある

  • 商品情報や顧客情報を旧システムから新システムに移行しなければならない

  • カートシステムや決済会社との契約や手続きが新たに必要

ECシステムの選定・検討

今回弊社で取り組んだEC案件は「リニューアル」でしたので、検討初期の段階で、既存のECシステムのままリニューアルするのか、別のECサイトに移行してリニューアルするのかで、まず悩みました。上記表のように、それぞれにメリットとデメリットがありますので、案件のご要望や条件などと照らし合わせて、どちらの方法がより適切なのかを検討する必要があります。

今回の要件としては、

  • レスポンシブウェブデザインでスマホに対応したい
  • 魅力のあるデザインに一新したい

というのが大きな要件でした。

そこで弊社では、既存サイトで利用していた「メイクショップ」と、弊社で構築経験のあった「カラーミーショップ」の2つに絞り、比較検討を行いました。

MakeShopカラーミーショップLogo

ECシステムの選定にあたっては、「必要な機能が満たされているか」「サポート体制はしっかりしてそうか」は当然のことながら、他に

  • 世の中で一般的によく利用されているもの(あまり普及していないものを使ってしまうと、将来的にそのサービス自体がなくなってしまったり、問題があった際の資料や情報が乏しいことなどが考えられますので、よほど特別な理由がない限りは避けたほうがよいと考えます)
  • 既存のシステムと月額利用料などが同程度のもの
  • できれば弊社で構築実績のあるもの

という点も考慮して検討。ここで選定を誤ってしまうとこの先の作業が全て無駄に終わってしまうということもありえますので、ここはとても重要で慎重さが求められるプロセスです。そしてそのことは分かってはいたはずなのですが、後ほど改めて痛感させられました。そのあたりの経験談は、次回に譲りたいと思います。

木村

この記事は、KIMURA が書きました。