プラカンブログSTAFF BLOG

2018.08.07

自動車もスマホに飲み込まれる日が来そう

今年、なんと18年ぶりに車を乗り換えたのですが、この10年以上の技術進歩に驚いている次第です。

最新の車に乗っている方々からすれば「何だそんなこと・・」って思われるかもしれませんが、仕事柄スマホやPC、SNSなどの流行り物には敏感に手を出すのに、自動車には非常にガラパゴス状態だったことに我ながら“遅れてるなー”と感じたことをいくつか並べてみました。

インテリジェントキー

まず、最初に車を動かす儀式というか、鍵を刺して回すとエンジンが掛かるというところから違います。鍵穴が無いのです。鍵はポケットに入れているだけで、スタートボタンを押すだけです。私のはハイブリットではありませんので、エンジンが始動するのですが、ハイブリットやEVなどでは、スイッチを押すだけでパソコンのように音もなく起動するようです。
鍵を回して「キュルキュル・・ボンッ!」というようなノスタルジックな雰囲気はもうありません。始動はボタンを押すだけなのです。

ドアにも鍵穴はありません、前の車でもリモコンボタンで解除は出来たのですが、今度の車はドアノブに触れるだけでロックは解除されるのです。

タッチパネルで各種設定

センターにあるモニターから車体の各種設定をタッチパネルで操作します。
ライトやワイパーの設定からサスペンションの硬さまで、こちらもPCのコントロールパネルのようにタッチパネルで設定するだけです。驚くのは各言語設定もできます。

日本語以外の選択も出来るようですが、PCやスマホのように輸出する国ごとに言語設定があるようです。燃料の消費もリアルタイムで表示されます。タイヤの空気圧もセンサーで管理されて空気が減ったらモニターに警告が出ます。きっとGPSでどこにいったかも記憶されててディーラーに走行情報が送信されているかもしれません。

半自動運転

ACC(アダプティブクルーズコントロール)という、走っている前の車をカメラとミリ波レーダーで検知して距離を保ちながら追従する機能があり、前のカメラで道路の白線を検知して走行レーンをキープする機能とあわせて、おおよそ半自動の運転ができます。高速道路ではほぼほぼ設定すれば何もせず走ってくれますが、一般道ではまだまだ注意が必要でレーンキープ機能はちょっと心配ですし、信号などは認識しないので、まだあまり頼らないほうがいいでしょう。

自動運転には機能に応じてレベル1からレベル5まであるそうで、私の車は一応レベル2に相当するようです。現状で購入できる最新はレベル3までだそうで、ここは各メーカーは技術進歩にしのぎを削っている最先端なところです。googleなどの異業種も参入してまさに未来の技術はすぐそこに来ているいうところですね。

自動運転の基礎知識
https://www.volkswagen.co.jp/ja/volkswagen/technology/autonomous-driving.html

自動車の中心にスマホが入り込む

私の車には残念ながらまだ装備されていませんが、最新の車種には、apple carplayやgoogleのAndroid Autoというスマートフォンとの連動機能が装備され始めたようです。
これは非常にmapとの連携が強力で、音声認識と相まって既存のカーナビはもう取って代わられると思います。siriやgoogleアシスタントなどに話しかけるだけで、道案内をしてくれたり目的地を検索してくれたりするのですから簡単便利になることは確実です。そのうちドライバーの趣味嗜好を理解して普通の会話にも対応できるようになるのではないでしょうか。
もう未来はすぐそこに来ているようです。

appleやgoogleが目論んでいることは、単純に音楽やマップ機能だけではなく、もっと自動車というプライベート空間の中枢に入り込んで、いろいろな人とのコミュニケーションをすべて取り込んでコントロールできるようにしようと考えているのかもしれません。

apple carplay
https://www.apple.com/jp/ios/carplay/

Android Auto
https://www.android.com/intl/ja_jp/auto/

最近、トヨタ自動車がEV(電気自動車)の開発に大きく舵を切ったことが話題になりました。

トヨタがEVシフトに見せる尋常ならぬ危機感
https://toyokeizai.net/articles/-/211115

これは、EV(電気自動車)になるとすべてがモジュール化してしまい、家電製品のようになってしまうことや、googleや中国企業など異業種でも参入しやすくなるなど、いろいろな要因がありますが、自動車の中心がスマホにコントロールされてしまうのではないかということも一因なのかもしれません。
いちユーザーとして見れば、簡単に便利になればいいかなと思いますけど、各メーカーの競争は一段と激しくなっているんですね。

いかがでしたか?

Web制作の世界でもスマホファーストは確実に浸透してきており、まず最初にスマホのデザインから進んでPCは簡単なレスポンシブ対応で・・という案件も多くなってきています。
コンパクトデジカメや新聞や雑誌などの印刷メディアなどを代表に、いろいろな物がスマホに飲み込まれて縮小していっている中、気がつけば自動車の真ん中にもスマホが・・という時代がすぐそこに来ています。

+dc (吉)

この記事は、YOSHIKANE が書きました。