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2018.07.02

遺伝子検査を受けてみた

遺伝子検査とは

自慢するわけではないが、この歳になるまで大きな病気やケガをしたことがなく、入院したこともない木村です。会社では毎年健康診断をやっているが、僕は健康診断が好きである。自分のことなのに、あたかも他人のように客観的な数字が出てくるのが面白い。

去年は少し奮発して脳のCTスキャンというのを受けてみた。テレビなどでよく見る巨大なドーナツみたいな機械の中に自分の頭を突っ込んでいくのは「体験」としては面白かったが、時間もあっという間だったし、結果としてアウトプットされた画像はイマイチ不鮮明で、何だか物足りなかった。

そこで次はどうしようかと思っていたところ、たまたま遺伝子検査のチラシを目にした。
おお、これは面白そうだ!
健康診断のオプションより費用は高いが、こちらは一生に一度のこととして受けてみることにした。

そもそも遺伝子検査とは、健康診断とは根本的に違い、自分が持って生まれてきた遺伝子を調べるものである。遺伝子とは我々が細胞の中に持っているDNAのうち何らかの機能として働く意味のある部分のことで、人間の遺伝子は一つの種として概ね同じだが細部は人によって異なる。だから体つきや性質も、人によって違う。自分の遺伝子を調べることで、自分の体の特徴のようなものが分かる。どんな体質なのか、どういう傾向があるのか、どういう病気になりやすいのか、など…

遺伝子検査をやってみる

一口に遺伝子検査といっても、いろんな方法やレベルがある。僕が申し込んだのは「マイコード」というサービス(https://mycode.jp/)で、唾液を送って検査してもらうというものだ。

まず申し込むと、説明書や唾液を送るための専用キットが送られてくる。
僕が申し込んだのは検査結果をウェブで見るタイプの29,800円のコース。必要量の唾液を専用のカプセルに入れるのだが、それなりの量が必要で15分ほどかかった。レモンの写真が一緒に入っているところが冗談のようで面白いのだが、これが実際役に立つ(笑)考えてみれば、レモンを見ると唾が出るという反応も、遺伝子の働きだ。

マイコード検査キット

専用の封筒で唾液を送り、2週間ほどで検査結果がメールが送られてくる。マイページへログインすると、いつでも結果を見ることができる。いろんな病気のなりやすさや、体質の特徴など検査項目は280にも及ぶ。もちろんスマホでも見れるので、ブックマークしておけばいつでも検査結果を参照できて便利だ。

僕の結果に関しては、全体的にそれほどショックな結果はなかったが、例えばがんに関しては食道がんの発症リスクが日本人の平均よりも2.6倍だったり、大腸がんの生涯発症率が12.7%というような数字がわかる。リスク数値が高いベスト3は、ペーチェット病(4.50倍)、ハンセン病(3.44倍)、円形脱毛症(2.87倍)と、なんだか皮膚関係が上位3つを占めていた。ペーチェット病なんて初めて聞いたが、東アジアに多い炎症を起こす病気で、日本には14,000人いるらしい。

病気リスクだけではなく体質も分かるのだが、体重は少ない傾向にあるとか、身長は普通だとか、髪は太く、ウェーブ気味だとか、結構当たっている(というか、もともとそういう遺伝子だったということだ)。

面白いのは、「本当に結果を見ますか?」というような警告的な画面を経て、OKしないと見れない項目がいくつかあるところで、例えば「85歳以上まで長生きする可能性」などがある。ちなみに85歳以上まで長生きする可能性は「高い」でしたが、日本人の85%がこの遺伝傾向にあるということです。

遺伝子は自分の設計図

健康診断と違って「今の身体の状態」を検査するわけではないので、「肝数値が高いからお酒を控えるように」といった、すぐに行動に移せるようなことはない。ただこれは僕が持ってうまれた身体の設計図や地図のようなものなので、それを知ることで、ある程度未来の自分を想定することができ、備えることができる。また体質的に強い部分や弱い部分を知ることで、行動をそれに合わせて最適化することができる。そういった部分は利用価値があるし、それよりもなによりも、好奇心というか、今まで自分でも知らなかった自分の設計図を少しだけ覗けたことがなにより面白い。

普通の健康診断に飽きた健康オタクのみなさん、ぜひ一度遺伝子検査を受けてみてはどうでしょうか(笑)

木村

この記事は、KIMURA が書きました。