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2017.06.06

「iMac Pro」というブラックモンスター

WWDC 2017で発表されたiMac Pro。誰もが予想しなかった展開ですが、今あるMac Proとの住み分けはどうするのだろうか。そんな疑問を持ちながらも、初心者にわかりやすく、iMac Proの性能を紐解いていきます。

CPUはXeonで脅威の最大18コア!

iMac Proのもっとも特筆する事項としては、CPUのコア数が最大18コアまで選べる点でしょう。執筆現在、通常のiMacのCPUの最上位がカスタマイズ版で「4.2GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)」です。クアッドコア、つまり4つのコアという事です。

CPU(セントラルプロセッシングユニット)について、少し分かりやすく説明すると、CPUとはパソコンの頭脳の部分であり、パソコンが行うあらゆる動作処理の中心核と言えます。例えばクアッドコアであれば、そのCPU内で計算を行う心臓部(コア)が4つ内蔵されている状態を指し、OSからはCPUが4つあると認識されます。実質的には全ての作業が4倍速になるわけではありませんが、データの処理効率は大幅にアップします。

そのコア数が18コア。人間で例えるとクアッドコアでは4人の頭脳で考えていた計算を、18人の頭脳で計算する事になります。さらにCPUはサーバーやワークステーションで使われる、Xeon(ジーオン)。core iシリーズと違い、大容量メモリ、大容量キャッシュなどに対して、Xeon ではメモリエラーを検出し訂正する機能があり、安定したパフォーマンスを発揮します。

メモリは最大128GB

iMacが最大メモリ64GBに対して、iMac Proは最大メモリ128GB。メモリとは、一時的に記憶する部品であり、よく「机などの作業スペース」に例えられます。いくら高いCPU(頭脳)があっても、作業スペースが狭いと作業効率が悪いという例えに使われます。128GBもあればメモリ不足に陥る心配とは無縁になるでしょう。

ストレージは最大4TB SSD

データの保存領域として最大4TBのSSD。SSDは今や一般的になってきていますが、以前までのHDD(ハードディスクドライブ)と比較して特徴をあげれば、処理速度が高速で、発熱が少なく、静かで、衝撃に強いと言われています。しかしその半面値段が跳ね上がってしまうというデメリットがあります。その為、MacbookProなどのノートパソコンでは、128GBや256GBが主流ですが(単純にノートPCとの比較はできないのですが)比較して考えると、「4TB」もの領域は驚異的と言えるでしょう。

GPUはRadeon Pro Vega

標準で、Radeon Pro Vega 56グラフィックプロセッサ(8GB HBM2メモリ搭載)が搭載されており、オプションでRadeon Pro Vega 64グラフィックプロセッサ(16GB HBM2メモリ搭載)に変更可能。

GPUとはGraphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット)の略で、「画像処理」を担当する主要な部品のひとつです。動画や画像を処理する作業に高いパフォーマンスを発揮し、開発者など、今旬を迎えているVRを開発している人などにとっても、申し分ない内容ではないでしょうか。

4台の4Kディスプレイを外付けできる、4つのThunderbolt 3ポート

公式サイトで書かれていた内容ですが、2台の5K外部ディスプレイもしくは、4台の4K外部ディスプレイをサポート。同時に4台つなげてやる作業って、どんな作業でしょうか。ガンダムのコックピットのような感じを想像され、人間の視界が追いつかない気がします。

値段も脅威的

気になるそのお値段は、「最低で4999ドル」。

・・・(´・ω・`)?

つまり最低50万円から・・・。

オプションをつけていけば安い軽自動車が買えますね。

まとめ

ここまで読んでいただければお分かりでしょうが、一般ユーザー向けではなく、我々WEB制作者向けですらない。おそらく映像制作者や先に述べたVRなどの本気の開発者向けと言えるでしょう。

しかしデザインから言えば、実物を見ないとなんとも言えませんが、キーボードやマウスやトラックパッドを含め全てを、黒(グレー)にしたデザインは、いつかは出るだろうと想像していた色です。クリエイターなら一度は手に入れたいそんな存在になるのは間違いないでしょう。

 

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+dc(ひ)

この記事は、HISADA が書きました。