プラカンブログSTAFF BLOG

2016.07.04

「海底ケーブル切断」の巻

システムのまついです

日本に住む私たちが外国へインターネットや国際通話でアクセスするときは海底ケーブルが使われています。
主流と思っていた衛星通信は世界中の膨大な情報を処理できないそうで、用途が限られているようです。

下記URLの海底ケーブルマップを見ますと何本ものケーブルが太平洋、大西洋を通っているのがわかります。
すごいです。スケールのでかさに驚きます。

海底ケーブルマップ

みなさんはこの海底ケーブルの太さはどのくらいと思いますか?
その通りです、ドラム缶ぐらいのぶっといケーブルなんです。

と言いたいのですが、実は直径2cmぐらいだそうです。
下記URLを参照してください。

NECの説明より

驚きですね。
そして設置はどうするのかといいますと、水深が1千メートルより浅いところはケーブルを埋め、それより深いところはそのまま放置するそうです。
放置しても海流の力で自然と砂に埋まるそうです。
そんなんで大丈夫なんですかね!切れないんですかね!

実は時々切れているそうです。
サメが噛んだり、漁船がひっかけたり、海底火山の噴火や地震で切れてしまいます。
実際に東日本大震災では東北と関東を結ぶ3本の太い線のうち2本が使えなくなり、日本海経由の1本だけしか使えなかったそうです。
それに加え、日米間の5本の海底ケーブルのうち4本が断線したが、無事だった西日本経由の1本で米国と通信を行ったそうです。
今はもう完全復旧したのでしょうか?
海底ケーブルが太平洋の真ん中や、深海8000メートルとかで切断すると復旧は困難をきわめるのだそうです。

こういう事実を知りますと世界の通信を支えている海底ケーブルの役割はとても重要であることが分かります。
もしサイバーテロで海底ケーブルが切断されたらどうなるでしょうか。
社会への影響を考えたら恐ろしいです。

実際にあったことですが、ロシアの潜水艦が米国の海底ケーブルを探査していたという報道もありました。
(潜水艦の魚雷でケーブルを破壊するというのはもはやテロではなく戦争行為になりますが・・・)
サイバーテロや軍事行動はもはや陸や空だけでなく、海もターゲットにしているのは間違いないでしょう。

さて、既出の海底ケーブルマップを見ていて気が付いたのですが、ロシアの海底ケーブルは日本とつながっている1本のようです。
たぶんヨーロッパとは有線で大陸間接続しているのではと思いますが、直接北米とはつながっていないように思います。
これは冷戦のままなのでしょうか、それとも軍事情報として非公開なのでしょうか?

兎に角、便利なネット社会のために、海底ケーブルとそれを守る人達の努力と英知に感謝です。

この記事は1年以上前の記事で内容が古くなっている場合があります。

+dc(松)

この記事は、MATUI が書きました。