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2016.08.03

サッポロに5年勤めて辿り着いた「超美味しいビール」を作る劇的な方法

こんにちは。デザイナーの嶋津です。今回は、サッポロが運営するビアホールで5年、ビールを注いでいた私が辿り着いた「超美味しいビール」を作る方法を紹介したいと思います。

超美味しいビールを作る方法1.「準備が8割」

美味しいビールを作る上で欠かせないのが、なんといっても準備です。長年この業界でビールを注いでいた方は皆さん口を揃えていいます。

「準備が8割、仕事は2割」

ということで、美味しいビールの注ぎ方・作り方の準備について紹介します。

準備が8割~ビール編~

美味しいビール

ビールはとてもデリケートな「生き物」だと言われています。まずは、美味しいビールを作るために必要な準備について、3点紹介しましょう。

超美味しいビールの大敵は地震

これ、どういうこと?と思う方も多いと思うのですが、非常に大切です。というのも、ビールは振動にとても弱い飲み物なんです。ビールには、炭酸が入っていますし、色々な成分が含まれています。この成分が振動によって揺れると、ビール本来の美味しさが発揮できなくなるのです。

超美味しいビールに温度調節は必須

いつもはあれだけ美味しいビールが、生ぬるいと非常に不味いビールになるのは、皆さんご存知の通り。かといって、高温の場所に保管していたものを、急激に冷やすのも禁物。急激な温度変化は、ビールの泡立ちや風味を損ね、濁りの原因となるので、美味しいビールを注ぎたい方・作りたい方は注意してください。

ビールの種類によって適温は異なりますが、一般的に4~8℃(冷蔵庫で5~6時間)と言われています。※早く冷やしたい場合は、冷凍庫ではなく、氷水で冷やすことをお勧めします。

超美味しいビール瓶の色が濃厚な理由

ビールは日光にさらされると、「日光臭」と言われるとても不快な臭いが付いてしまいます。それを防止するために、ビールの瓶は緑や茶色といった濃厚な色付き瓶が多いのです。

準備が8割~グラス編~

美味しいビールグラス

美味しいビールを作る上で欠かせないのは、ビールだけではありません。その美味しいビールを注ぐグラスも、ビールと同じくらい非常に重要なのです。こちらも3点紹介しましょう。

ビールグラス専用のスポンジ

ビールは香りが命と言われています。その香りが、料理皿を洗うスポンジと一緒のスポンジでビールグラスを洗うことで、他の料理の臭いや油が付いて台無しになってしまいます。是非、安いスポンジでもいいので、ビールグラス専用のスポンジで洗いましょう。

ビールグラスは自然乾燥が基本

ビールグラスをスポンジで洗い終わりましたら、自然乾燥させましょう。ナプキンなどを使用すると、油や糸くずなどが付着する恐れがあるので、自然乾燥がベストです。

ビールグラスを凍らせてはいけない

ビールグラスは凍らせておいて、キンキンのビールグラスで飲んだ方が美味しいような感じはするのですが、これはお勧めしません。なぜなら、ビールの適正液温を下回ってしまうからです。また、グラスに結露が出来やすくなり、その水滴によってビールを注ぐ時に泡の発生状態にムラが生じ、上手に注ぐことも出来なくなるからです。

したがって、ビールグラスを冷やす際は、冷蔵庫か、氷水に入れて冷やすようにしましょう。実際に私が勤めていたお店では氷水に入れて、ビールグラスを冷やしていました。

超美味しいビールを作る方法2.「仕事(注ぎ方)が2割」

美味しいビール

準備が8割ですので、ここからはおまけ程度に考えてください。そのくらい準備が大切ということです。とはいえ、やっぱり仕事(注ぎ方)も大切ですので、紹介します。

超美味しいビールの黄金比率は7:3

ビールと言えば「泡」ですよね。この泡には、黄金比率というものがあるのをご存知でしょうか。デザインにも黄金比率があるように、ビールにも黄金比率があるのです。きめ細かな泡はビールの香りや炭酸ガスをビールから逃がしにくいふたの役割を果たします。

超美味しいビールの注ぎ方は緩急が重要

普段何気なくビールを注いでいる方が多いと思うのですが、実はビールの注ぎ方は「緩急」が大切なのです。まず最初は、真っ直ぐに立てたグラスに、勢い良く注ぎます。3分の1程が泡になったらストップします。その後、泡が落ち着いてからは、グラスの9割くらいまでゆっくりと注ぎます。そして最後は、慎重に注いで泡を盛り上げたら完成です。

超美味しいビールを作る方法「まとめ」

いかがでしょうか。以上が、超美味しいビールを作る方法になります。普段からよくビールを飲んでいる方は多いと思います。しかし、ここまで準備に注ぎ方に注意して飲んでいる方は少ないのではないでしょうか。ぜひ一度騙されたと思って、超美味しいビールを作る方法を実践してみてください。きっとその美味しさに唸ること間違いなしです!

参考文献

サッポロのおいしいビールができるまで

この記事は1年以上前の記事で内容が古くなっている場合があります。

+dc(嶋)

この記事は、SHIMAZU が書きました。