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2016.07.04

かわいい・かっこいいデザインの書体・文字フォント5選

かわいい・かっこいいデザインの書体・文字フォント5選

こんにちは。Webデザイナーの嶋津です。前回の記事「今更聞けないWebデザイナー必須の人気定番フォント5選」に引続き、フォントについて調査しました。今回の記事では、かわいい・かっこいいデザインの書体・文字フォントを、独断と偏見で5つ紹介したいと思います。

Futura(読み方:フーツラ)

futura

Futuraは、独デザイナーのパウル・レナーによって、1927年に生まれました。大文字のOが正円に近い形をしており、幾何学的なフォルムであることが特徴です。

S、E、Rの字幅が狭く、逆にMの字幅は広いのは、2000年以上前に作られた、活字の基礎にもなった古代ローマ碑文のプロポーションをベースにしているからだそうです。

そのような伝統ある書体のためか、とても高級感ある雰囲気が漂う書体です。実際にブランド会社でよく使用されており、カルバン・クライン、ルイ・ヴィトン、フォルクスワーゲンなどで採用されています。佐藤可士和さんがデザインした「Smap」もFuturaです。

そんなFuturaは、なんとMac OS Xに標準搭載されています。Windowsの方も、「Century Gothic(センチュリー ゴシック)」という、Futuraによく似たフォントがあるので、そちらで代用できるでしょう。

Futuraについてさらに詳しく知りたい方は、2007年6月から世界中のFuturaのデザインを写真付きで綴っている、Futura愛溢れる興味深いブログがあるので、ぜひ覗いてみてください。

※参考ブログ:ここにもFutura

Frutiger(読み方:フルティガー)

Frutiger_font

Frutigerは、1968年にシャルル・ド・ゴール空港から案内標識のデザイン依頼を受けた、アドリアン・フルティガーによって生まれました。

フルティガー氏は、卒業制作「木版に展開したラテン・アルファベットの発達史」がフランスの活字鋳造所ドベルニ・エ・ペイニョ社の社長の目に留まり、その後芸術監督として入社し、Universなど数々の著名な書体をデザインされたスイスの著名デザイナーです。

そんなフルティガー氏によって作られたFrutigerは、視認性が高いので、サインボードで多用されており、アムステルダムの空港など多くの空港で採用されています。日本では、東京メトロ(日本語は新ゴ)やJR東日本の着発線の番号に使用されています。弊社の初代ロゴもFrutigerでした。

Myriad(読み方:ミリアド)

Myriad_font

Myriadは、1992年にアドビからリリースされたサンセリフの欧文書体で、Frutigerをベースに作られた模倣フォントです。模倣フォントとはいえ、Apple製品(日本語はAXIS)やAdobe製品、Gmailのail部分や、Linkedinなど多くの企業に採用されています。

Garamond(読み方:ギャラモン)

garamond

Garamondは、16世紀にフランス人の活字鋳造業者、クロード・ギャラモンが製造した書体と言われています。400年以上の時を経ても、人気のGaramondは、なんでも1000種類以上のバリエーションがあるそうです。過去には、Appleの「Macintosh」にも使われていました。

Gill Sans(読み方:ギル・サン)

gillsans

Gill Sansは、1927~1930年にイギリスの著名書体デザイナーであるエリック・ギルによって、生まれました。造形が伝統あるローマン体に由来するため、ジオメトリックな印象を与えない書体になっているようです。

由来の通り、伝統ある書体、かつ上品な印象を与えるフォントのため、ROLLS ROYCE、BENTLEY、MARGARET HOWELLなど、ブランドで主に使用されることが多いフォントです。そんなGillSansは、Macに標準搭載されています。

まとめ~かわいい・かっこいいデザインの書体・文字フォント5選~

いかがでしょうか。普段何気なく使用しているフォントでも、そのフォントの成り立ちや、その形体に至る背景まで知り、使用しているデザイナーの方は少ないのではないでしょうか。この記事をきっかけに、フォントへの理解が深まり、興味が湧きましたら幸いです。

参考文献

ドイツ生まれの書体「DIN」「FUTURA」の魅力

Frutigerの吸い込まれるような読みやすさ

名作フォントと有名ロゴのおいしい関係

モダンなのにどこか可愛い。僕の愛するフォント「GillSans」

歴史から紐解く「HELVETICA」と「GARAMOND」の魅力

この記事は1年以上前の記事で内容が古くなっている場合があります。

+dc(嶋)

この記事は、SHIMAZU が書きました。