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2019.05.10

あなたは大丈夫?意外と知らない車の盗難の手口

こんにちはSUGIYAMAです。

先日、ニュースを見ていると「バスボートと一緒に車が盗難された」という報道がありました。
幸いバスボートの方は見つかったようですが、車は依然見つからず…。

ちなみに車種はトヨタの「ランドクルーザー」。
ランドクルーザーは国内外問わず人気が高く、盗難ワーストランキング上位に入る、盗難率が高い車です。

防犯カメラに盗難の瞬間の映像が残っており、ものの数分でエンジンを始動してそのまま持ち去っていきました。
海外では色々な手口があるのは知っていましたが、日本は大丈夫だろぅ~。と安易に考えていましたが、そんなことはありません!

今回は日本の盗難事情や手口など紹介していきます。
以下の情報は、2019年3月20日に一般社団法人日本損害保険協会が発表した「第20回自動車盗難事故実態調査結果」のデータになります。


日本での盗難されやすい車種ランキング

警察庁の発表では、車全体の盗難件数は減少していますが、特定車種の盗難被害が増えているとの事。

1位 レクサス 66件
2位 プリウス(トヨタ) 44件
3位 ランドクルーザー(トヨタ) 35件
4位 ハイエース(トヨタ) 17件
5位 アクア(トヨタ) 14件

…トヨタ車が上位を埋め尽くしている状態。。。
トヨタは販売台数で世界1、2を競うだけあって、流通数も多く部品等も比較的楽に調達できることも要因の一つだということです。
レクサスに関しては、各モデルの合計ということですが、その中でも「ランドクルーザー」の姉妹車にあたる、レクサスLXが標的にされているようです。


都道府県別盗難発生ランキング

1位 大阪府(81台)
2位 茨城県(54台)
3位 愛知県(40台)
4位 愛知県(25台)
5位 千葉県(21台)

残念ながら大阪の盗難被害が多発しているようです。
昨年の11月に大阪や京都を中心とした窃盗グループが摘発されており、被害総額は20億円以上といわれています。


盗難発生場所

自宅(屋内) 11件
自宅(屋外) 134件
契約駐車場(屋内) 1件
契約駐車場(屋外) 81件
コンビニ・スーパー駐車場 3件
通勤先駐車場 11件
空き地 2件
路上 1件
その他(含む不明) 33件

屋外が圧倒的に多く、しかも自宅屋外駐車場が一番発生しているとの事。


最近新たに増えた手口「リレーアタック」

現在販売されている多くの自動車に採用されているスマートキーの特性を利用した手口です。

スマートキーと車本体には、双方の電波を感知する送受信機があり、1台ごとに暗号化された固有の電波を識別することでそれぞれのキーを認識しています。
スマートキーから常時微弱な電波が出ており、キーと自動車が約半径1m以内に近づくと送受信機が電波の識別し開錠や施錠などができる仕組みです。

「リレーアタック」は、スマートキーから発生される微弱な電波を特殊な受信機で拾い、受信した電波を増幅させ仲間に送信し、増幅された電波を車に近づけることで、本来のスマートキーの電波と車本体が認識して、ロック解除・エンジン始動させることができます。

対策はどうしたらいいの?

電波遮断ケースに入れる

いくつかの対策はありますが、簡単な方法としてまず「電波遮断ケースに入れる」があります。電波を遮断することができるケースなども売られていますが、家にあるお菓子等の空き缶などでも対策可能です。(蓋があるタイプだとより効果があります)
一応、ケースに入れた状態で、反応しないかは確認しておいた方がいいでしょう。
デメリットとしてケースに入れた状態だと電波を遮断しているので、毎回ポーチやケースから取り出す手間があります。
ただし、リレーアタック対策としては最も効果的です。

微弱電波をオフにする

スマートキーでは微弱電波をオフにする設定があり、ディーラーでセットしてもらう事ができます。
その場合、電波がオフになるため、エンジンをかけるときに、スマートキーをプッシュボタンに
近づける必要があります。

一方、トヨタやレクサスでは自身で電波の設定が可能です。
設定方法はコチラに詳しく記載されています。

盗難防止装置を設置する

いくつかの専門メーカーからリレーアタックにも対策した盗難防止装置も販売されています。
今は種類は多くありませんが、今後増えてくるかと思います。


リレーアタックだけ対策したらいいわけじゃない

あくまでもリレーアタックは手口の一つであって、それだけ対策したらいいというわけではありません。他にも様々な盗難の手口があります。

窓・鍵穴を壊す

シンプルですが、窓を壊して車内に入ります。
鍵がなければと思うかもしれませんが、相手はプロです!なくても動かす方法は熟知しています!
また防止策としてイモビライザーという盗難防止装置が普及していますが、「イモビカッター」という盗難防止機能を解除する装置も発明されています。

車の鍵を盗む・複製する

車の持ち主から鍵を盗んで、そのまま車と一緒に逃走。
海水浴場など、手元持っていけない場所などで発生しやすいかと思います。
また、一旦鍵を盗み合鍵を作り、鍵を持ち主に戻した後に、改めて車を持ち去るといった事例もあるようです。

鍵の抜き忘れを狙う

コンビニなど短時間だけ車を離れる際、そのままエンジンをかけっぱなしの車を狙って、そのまま持ち去っていきます。

事故を装う

複数で行う手口で、一人が標的の車にぶつけ、事故を装い、持ち主が車を降りてきたところを狙って、もう一人が車に乗り込み持ち去っていきます。


防犯意識を持とう!

様々な盗難手口を紹介しましたが、対策としてハンドルロックを付けたり、駐車場に防犯カメラを設置などして車泥棒から「防犯対策がしっかりしている」という印象を与えられるように工夫しましょう。また、万が一車が盗難にあった場合のため、任意保険で車両保険に入っておくと安心です。

車の盗難もですが、車上荒らしやイタズラなどもあります。「自分は大丈夫」とは思わず、常に防犯意識を持ち、楽しいカーライフをすごしましょう。

+dc(杉)

この記事は、SUGIYAMA が書きました。