プラカンブログSTAFF BLOG

2016.12.27

本当に欲しい情報が検索結果に表示される時代は来る?

年内に年賀状を出すことをそろそろ諦めようとしているyoshikaneです。

年末の慌ただしい時期になって、いわゆるキュレーションメディアと言われているサイトの信頼性についてが慌ただしく話題になっています。

DeNA 媒体急成長のカラクリ
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6223447

博物館や美術館などの資料鑑定や研究を行う職業の方を、キュレーターと言い、その名前を由来にネット上の特定ジャンルの情報をまとめて見やすく整理したサイトをキュレーションメディアとジャンル付けされるようになり、多くのIT企業が参入しています。

SEOを駆使した検索に有利なワードを数多く散りばめたページを外部のライターに安価で書かせ、コンテンツを大量生産させてサイトの評価を上げて検索結果の上位に表示させる手法でPVを稼ぎ、ターゲティング広告やアフィリエイトで収入を得るというビジネスモデルは、他サイトからの記事盗用が多いらしく、
また、記事内容が本当に正しいのかキチンとチェックされておらず間違っている場合も多いそうで、本当に欲しい情報を探している人たちにとっては、非常に迷惑な状況です。

一説には、1日に何百ページものコンテンツをアップして、サイト全体では何万ページにもなる情報量だそうで、その閲覧数による広告収益も億単位のところもあるんだとか。
10人程度の社員でコツコツと記事を増やしているこのプラカンブログとは桁違いです。

今回の騒動で問題になったのは、記事や画像の盗用による著作権侵害と、特に医療健康に関する情報が、間違った記事によって多くの人に誤解を与えてしまう薬事法違反に関する問題で、インターネットの情報全体の信用低下を招いたことだと思います。

問題発覚からサイト閉鎖までたった数週間の速さ

キュレーションメディアについては以前からいろいろな方が指摘されていたようですが、大きなきっかけはここから始まったそうです。

[死にたい]でSEOされたwelq(運営:DeNA)の大きな問題
https://twitter.com/i/moments/782773534850371584

 ↓
・その後、多くのアルファブロガーの方が立ち上がり問題が話題に。

DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回)
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=30141

WELQの騒動で考える記事を公開するメディアの責任
http://lineblog.me/tokuriki/archives/43244.html

 ↓
・yahooや大手新聞サイトが記事として取り上げ問題が一般化。

内容に問題ありと指摘されていた医療情報サイト「WELQ」、専門家の監修を行うと発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000094-it_nlab-sci

 ↓
・都議会議員が行動し、ついに東京都の関係機関が指導に動く。

医学デマサイト「WELQ(ウェルク)」が全面非公開へ!人々の命を守る都の「健康安全部」も大活躍
http://otokitashun.com/blog/daily/13403/

 ↓
・DeNAが運営するメディア全てを一時閉鎖

代表取締役社長兼CEO 守安功からの一連の事態に対するお詫びとご説明
http://dena.com/jp/press/2016/12/01/1/

その後、ようやくテレビなどの情報番組でもこの一連の騒動が、ほれ見たことかと報道されていました。
今回は、何と言っても問題発覚からサイト非公開までが非常に短期間で推移し、web上での情報拡散スピードの速さに驚きました。
webの情報拡散力や影響力がそれだけ以前より強くなってきているということをあらためて感じています。

医療健康に関する情報は精度が求められる

なぜ、この内容を書いたのかというと、話題になっているからという以外に、私自身も医療に関して以前に情報を探して苦労したことがあるからです。

私は去年、旅行先でちょっとした交通事故にあいまして、身体の右半分を強打して、数カ所の骨折を負うことになりました。
特に悪かったのは、怪我の影響で右足の神経に麻痺が出て、足首から下がずっと痺れたままになってしまったことでした。

痺れによる痛みというのは、非常に主観的な症状で、いくらその辛さを言葉で伝えてもなかなか理解してもらえません。

このような症例は他にないのか、もっと解決法を知っている医師はいないのか、治せる病院はないのかをWebでもかなり探しました。しかし、なかなかぴったりマッチするキーワードがなく、解決に導いてくれる記事や情報にはたどり着きませんでした。

交通事故を数多く担当している弁護士さんから紹介された整形外科クリニックの先生に何度か通い、いろいろ相談した結果、思い切って手術することにしたのですが、検索結果の上位に表示される広告やアフィリエイトに誘導するだけが目的のキュレーションメディアなどを見てしまい、間違った内容に誘導されて行動してしまわなくてよかったとこの時期になって感じています。

本当に欲しい情報が検索結果に表示される時代は来るか?

宇宙にある星の数ほどありそうなwebページの中から、欲しい情報にたどり着くためには、現状はgoogleなどの検索サイトに打ち込むキーワードがマッチするしか方法がありません。
しかも検索結果の1ページ目に表示されるのは、たった10コンテンツだけ。その上位10個に入るかどうかで、サイトの運命が決まるような状況です。

何か他に画期的な方法はないのでしょうか?将来的には、iPhoneのSiriやGoogle Assistantのように、AIを組み込んだ音声ガイドによるエージェント機能などがもっと賢くなってお医者さんやカウンセラーに相談するように話しかければ、もっと最適な情報を導き出してくれるようになるのでしょうか?
最近のAIの進歩は想像以上に速いようなので、そんな日がくるのは、案外すぐそこまで来ているのかもしれません。

いかがでしたか?
未来には、ポケモンのようなキャラクターが一人ひとりにパーソナルアシスタントとして付いてて、それが個人情報から趣味嗜好、健康管理まで全てを把握していて、相談も聞いてくれていろいろな答えを導き出してくれる。でも、それはすべてデータベースに集約されてビッグデータとしてどこかで管理されて国や企業に利用されている・・・なんていう世界を考えると
便利なのもちょっと考えものです。

この記事は、YOSHIKANE が書きました。
Webデザイナー募集中
Webデザイナー募集中(東京)ただいま東京事務所ではウェブデザイナーを募集しています!詳しくはこちらをご参照ください。