プラカンブログSTAFF BLOG

2015.07.30

業界マーケティング用語 流行りすたり

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家の隣にある公園のセミがうるさすぎて、最近朝早く起きてしまう(吉)です。

得意先への企画書・提案書を作成するときに何気なく使ってしまっていた、カタカナ語やマーケティング用語が、少し前にyahooの記事になっていたのが気になりました。

▼日本語で言え!不快カタカナ語1位
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20150704-00043495-r25

「ユーザーがシェアできてコンセンサスの取れたスペックのジャストアイディアを明日までにフィックスして、エビデンスのためにメールしておいて!
あ、それと明日の会議のアジェンダは、コミットメントが取れてないのでちょっとペンディングね。」

って、不快なカタカナ用語のトップ10を無理やり全部詰め込んだらよくわからない文章になりました・・と、まさに日本語で言えよ!って、考えるだけで疲れてしまいますが、
この業界にいると、なんとなく幾つかは無意識に使ってしまっている自分が恥ずかしいこの頃です。

友人との遊びの約束とかでも、「明日の天気はどうも雨っぽいから、ちょっとペンディングにしようか・・」なんて言ってしまった後に、「あ、延期ね・・」とか訂正したりして。

流行りのマーケティング用語について

古くは、マーケッターがよく取り上げる“イノベーター理論”に代表される、いわゆるイノベーターやアーリーアダプターである流行に敏感な業界の人たちが、
インターネットの急激な普及と進化と共に、マーケティングとしてどう活用するかを考え始めた試行錯誤の結果、新しい言葉が毎年のように出てきたように感じます。

あと、
それらをad:techやweb研究会のようなアドテクを中心にしたカンファレンスなど発表する機会の増加が後押しして、まさに流行語大賞のような流行りすたりの激しいワードとして取り扱われてきている気がします。
特にad:techなどではインターネット先進国であるアメリカを事例にして、海外での流行りがそのまま日本に流れてくる傾向があって、大体は1年から2年遅れて日本にやって来ると言われているようです。

振り返れば、
インターネットを取り巻く用語としては、日本でブロードバンドが普及し始めて、一定の人たちがインターネットを利用した段階、いわゆる“キャズム”を超えたあたりからこれからはweb2.0の段階だ!CGMの時代だ!なんて言われはじめたのが流行りすたりの最初だったような気がしますが、あっという間に消えた言葉となりました。
今から思うと2.0ってなんですの?って感じですが、よく笑い話として、次はweb3.0の時代か?なんて冗談で話していたのが懐かしいです。

▼Web2.0 – ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/Web_2.0

▼CGM – ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/Consumer_Generated_Media

CGM(コンシューマージェネレイテッドメディア)というワードは、blogが流行りだしたころより、インターネットは消費者が主体とした情報発信メディアになるということを伝えたワードだったと思いますが、これは次に来るソーシャルメディアやキュレーションなど、時代とともにしっかりと引き継いで進化してきている感じがして、私としては非常にインターネットの進化をわかりやすく理解できて、今から振り返ってもよく表現している用語だったなと納得するところです。

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普及期においてAIDMAからAISASへ

その消費者・生活者が主体のインターネットにおいて、コントロールできる広告としての領域や使い方を何とか定義付けようとあの手この手でいろいろな用語もありました。

インターネットが登場する以前にあった、AIDMA(アイドマ)の法則という、消費者に興味を持たせて、購入させるプロセスを説明した、主にテレビCMの必要性を理解させる用語に検索(search)のSと共有(share)のSを無理やり?継ぎ足してAISAS(アイサス)の法則っていう用語に改良して使っていた時もあり、また、それに対向する別勢力が、
Webとは自分事化するメディアだという理屈で、エンゲージメントという用語を使い出した時代もありましたが、両者とも今となっては、もうまったく使われなくなりましたね。

▼AIDMAの法則 – ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/AIDMA

▼エンゲージメントリング
http://www.hakuhodo.co.jp/business/planning/

テレビや新聞雑誌などのメディアだと、広告っぽく見えないように記事にした広告をタイアップとか、パブリシティとか言ったりして普通に行われていますが、これらを束ねたものを、かっこ良く戦略PRと表現し、もてはやされています。ただインターネットだけは、非常に世間の目が厳しくてステルスマーケティング略して“ステマ”と言われ、言葉が一般化しましたが、これも業界用語でした。
一時は実施が厳しくなりを潜めていたのですが、最近は、ネイティブアドとかいう別の名前になって復活しているのが現状かと思います。タイアップとネイティブアドはいろいろ考え方に違いがあるようですが、定義の違いが難しくて私にはわかりませんでした。

▼「ネイティブ広告」で揺れるウェブメディア
http://japan.cnet.com/marketers/news/35063728/

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マーケティングからデータ活用の時代へ

一般家庭にテレビやPCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末なども普及しはじめると、家の中だけでなく野外や店舗などからもインターネットに繋がって情報がいろいろな大きさの画面やデバイスから接触できて、購入までも可能になるようになり、それらをどう連携させるかを考えたマーケティング用語として、トリプルメディア・トリプルスクリーン、オムニチャネルなどという用語が使われるようになりました。

インターネットなどのバーチャルから店舗のリアルへと繋げることを、O2O(オーツーオー)なんて暗号のような言葉を使うようにもなりましたね。似たようなフレーズに、One to Oneとか、意味は違いますが、B2B,B2Cとか普通に営業の人とかも使う言葉になってきているような気がしますがどうでしょうか?

▼トリプルメディア、トリプルスクリーン戦略
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100223_350709.html

▼O2Oビジネス最前線 | 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/category/o2o-business

同じような、3文字言葉もいろいろ流行りがあります。KPIとかKGIとかがそうですね。
「その戦略においてのKPIはどこにあるの?」とか・・得意先や上司に言われてもサッと答えられるようにしておかないといけませんよ。

▼「KPI」、「KGI」とは??今更聞けないマーケティング用語
http://smmlab.jp/?p=10311

インターネットがもはや生活の一部となった現在では、膨大な行動・検索履歴をどう消費行動に活用すればよいのかという課題に対していろいろな考え方、施策が行われていると思います。
それらを説明するときによく出てくる用語達が、ビッグデータ、アトリビューション、そしてDMPなどという言葉で、どちらかと言うと本来は、DNAの解析とか
宇宙の研究とかそれくらいのレベルで使われるべき膨大なデータ量をどうするかという話なのだと思うのですが、割りと気軽に?使われているような気がします。
企業がDMPを導入してどんなことがわかるのか今後、成功事例を楽しみにしたいと思っています。

▼「アトリビューション」とは?今知っておきたい旬キーワード!
http://smmlab.jp/?p=9682

▼ライオンが新“生活情報メディア”–DMPでデータ集約
http://japan.cnet.com/news/service/35055589/

最後に、2015年
▼米広告業界団体が選んだ今年の“マーケティング流行語大賞”は「プログラマティック」
http://markezine.jp/article/detail/21561

だそうです・・が、現状はまだ日本では流行ってないみたいですね。

いかがでしたか?
今回は記憶を頼りに、私も正直100%理解していない様々な横文字用語を長々と並べただけで申し訳ありませんでしたが、実は出来るだけそのようなカタカナ言葉を使わずに、丁寧な日本語でどれだけシンプルに想いを伝えられるかが、本当は得意先に共感され喜んでもらえる提案なのかなと考えているのです。

この記事は、YOSHIKANE が書きました。